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「ゆるキャン△」と初ソロキャン

コロナ禍でかえってプラスになったことがいくつかあって、その一つが去年久しぶりに家族でキャンプに行けたことだ。今年もそろそろ…と目論んでいるところにキャンプがテーマのアニメ「ゆるキャン△」をAmazon Primeで見られることを知った。野外活動サークルの女子高生たちが主人公で、タイトル通りゆるゆると少しずつキャンプの経験と友情を重ねていく話。見るとキャンプ気分が味わえるし、豆知識も得られ、登場人物のキャラ設定も絶妙。2週間ほどかけてついつい全部見てしまった。

そして、先日梅雨の間の晴れ予報。このチャンスを逃すまいと初のソロキャンプ決行。行き先は本栖湖、「ゆるキャン△」の第1話に出てくる富士山が見える「浩庵キャンプ場」だ。(ゆるキャンの舞台は名称こそ違うが実在する場所が多いのだ。)

キャンプ場の受付
(上が実際の写真、下は「ゆるキャン△」に出てくる場面)
受付近くにある主人公たちが出会うトイレ
(上 写真、下 アニメ)

アニメ「ゆるキャン△」は実際の風景などがとても忠実に作画されている。

それにしてもテントの2メートル先は湖、真っ正面に富士山、夜には満月、という環境は格別のものだった。

テント設営後、日中は富士山には雲がかかっていた。
着いた時は雲かかってて夜に姿を現した富士山と月
(左 アニメ、右 写真)

思いがけず「ゆるキャン△」第1話とほぼ同じシチュエーションとなった。
聖地巡礼(*)としてはかなり上出来だ。
(残念ながらなでしこちゃんとの出会いはなかった。)

(*アニメなどのロケ地をファンが訪問すること)


夜は岩で竈をつくってたき火で暖を取る。一人なので食事は手間をかけず、お湯で温めるだけのご飯とカレー。満月が湖面を照らしてなんとも美しかった。

本栖湖までは都心から2時間弱。帰ってきてすぐに「次はいつ行こうか」とスケジュール表と天気予報を見続けている。

千円札の絵と同じ場所ということを帰ってから知った。
ほぼ同じ角度の写真が撮れていた