「流れとかたち――万物のデザインを決める新たな物理法則」
エイドリアン・ベジャン& J. ペダー・ゼイン
Adrian Bejan, J. Peder Zane
万物のデザインは「コンストラクタル法則」に従い、流れがより良くなるかたちに進化してきている。
河川の流れ、樹木、人間の血管、雷の樹状構造などの事例から始まり、生物、無生物、そして社会、経済、文化、情報までを視野に入れた論は超刺激的。
これは今後幅広く世界に影響与えることになるのではないか。
(さて、音や音楽はどうだろう)
内容に加えてもうひとつ驚いたのが、解説の最後に紹介されている本書の編集者が大学ジャズ研の後輩、和泉仁士くんだったこと。嬉しい。いい仕事してますねー!